相談役日記

営業における気持ちの持ちよう

塾経営のTips
2017.03.21
石井正和

今回はFCオーナーの皆さんが苦手とすることの多い、営業力についてお伝えします。

多くの方は、マニュアル通りの発言や進め方をすることはできるのですが、相手を納得させたり契約を取ることになると、とてもできません。

その理由の一つに、自分が嫌なこと・したくないことに対して、相手もそうだと決めつけてしまうことが挙げられます。

例えば、夜の9時過ぎに中学生の家に教材を販売しに行くとします。
ほとんどの人は、夜遅いし迷惑だろうなと思うことでしょう。そしてその気持ちのままで訪問した場合は、絶対に契約をとれることはありません。

では、同じ夜の9時の訪問であったとしても、落第のかかった生徒に対して担任の先生が心配で訪問した場合はどうでしょう。きっとご両親は恐縮し、感謝をすることでしょう。

迷惑だろうな、ダメだろうなと思いながら話す人と、
相手のためにと思いながら話す人では、
たとえ同じ内容の言葉をしゃべっていても、相手にはまったく違う印象を与えるのです。

もちろん、気持ちだけで営業力がアップするわけではありませんが、
まずは相手に話をするときの、自分の気持ちを見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
相手のために、役に立つつもりで仕事をしているんだと思えば、
仕事に対する意識や、レベルもワンランクアップするはずです。

是非参考にしてみてください。