相談役日記

一年を振り返って-成功する塾作りとは

フランチャイズ
2014.12.22
石井正和

今年の4月にFC事業部直営2号店となる大宮東口校を開校しました。

立地や周辺分析などの現地調査を行った上での物件選択ではありましたが、
いざ開校してみると、周辺の方が他塾の集まるエリアへ向かう流れから
1本道が外れてしまっていることがわかりました。

駅へと向かうルートに面し、看板を目立つように仕上げていても、
これでは認知度を上げることに時間がかかります。

新規開校のチラシを時期を見て投下しても、
通常の開校に比べ反響率は良くありませんでした。

そこで、まず周辺の認知度を上げるために
徹底的にポスティング、駅前・学校前での配布活動を行いました。

塾長の佐藤を始め、講師の皆さんも総出での連日の営業活動でしたが、
2ヶ月を過ぎたころから、ちらほらと反響の手ごたえが出始めました。

その後も佐藤は手を緩めることなく塾内部の充実、営業活動を続け、
開校時には4名しかいなかった生徒さんも現時点では40名を超えることができました。

生徒さんからの紹介もいただけるようになり、
初年度としては合格点の塾になったと思っています。
入念に準備をしていても、塾経営には思わぬトラブルが起こることがあります。
そんな時でも、焦ることなく基本に立ち返って行動することで
壁を越えることができるのです。

私は常々、皆さんに成功するには3つの事が大事ですと伝えてきました。

一つ目は、営業活動。地域で知らない人がいない塾を作ること。
二つ目は、生徒の成績アップを必ずすること。
三つ目は、塾長の意識改革。生徒と先生、保護者、スタッフ、業者のおかげで自分があるという気持ちを持つこと。

時間は少しかかりましたが、この3つのことを忘れることなく行動した結果、
大宮東口校はこれから本当に楽しみな塾になりました。
また、今年一年を振り返ると、岩槻・王子・荏原町の各校舎はそれぞれ塾長が工夫や努力を重ねて、
地域一番の塾に近づいていると思います。

来年早々に新しく校舎が増える予定がありますし、まだ少し力不足の校舎もありますが、
私も全力でサポートするという初心を忘れず一生懸命頑張りたいと思います。
今年も残すところあと少し。
皆さま心残りの無いよう、充実した年末をお過ごしください。

一年間ありがとうございました。