相談役日記

残念だったこと

フランチャイズ
2013.04.15
石井正和

先日、塾経営をされている方宛に当社のご案内をお送りさせていただきました。

8名の方からお問い合わせをいただき、
皆さんかなり危機感をもち、このままではいけないと思われていることを感じました。

私もこれまでの自身の経験が少しでもお役に立てばと、
塾経営のエッセンスをかなり踏み込んでお伝えしたつもりです。

結果的に1名の方がノーバスの仲間として加わることになり、
現在は開校に向けて準備に追われています。

そんな中残念だったのは、
何名かの方が資料送付後に音信不通となってしまったことです。

確かにノーバスの資料やパンフレットは豪華でなく、むしろ質素です。
かならず成功できる夢のようなシステムもありません。

しかしお電話でお話させていただいた通り、
生徒が集まらない・塾が繁盛しない理由はシステムではなく
塾長や先生の力量、塾の雰囲気、挨拶ができているかなどもっと塾として根本の部分にあるのです。

それをお伝えしたつもりだったのですが……

例えば、貴方の塾が日曜日はお休みだったとして、
日曜日に授業を受けたいご家庭が来塾されたと考えてください。
受け持つことができないため断るとしても、連絡をしなかったり、不誠実な対応をとったりされるでしょうか。

私どもにご相談をいただき、希望に合わないシステムだったから断る。
対応できないご家庭に対して、受け持つことができないと断る。

これはどちらも同じことであり、このような瑣末と思われるようなことに対しての対応が
塾の雰囲気や、保護者の方への対応につながってくるのです。

私はお問い合わせいただいた全ての方が、ノーバスのフランチャイズをやれば良いとは思っておりません。
ほかにもっとご自身にあうシステムや方法が見つかった場合には、
そちらを始めれば良いと思っております。

生徒が減ること・集まらないことは、とても苦しいことです。
それでも今いる生徒に対して責任を持つこと、先生の雇用を守ることは、とても苦難を伴います。

私も30年にわたる経営者人生で同じ痛みを抱いてきました。
1つだけ強く思うことは、生徒や先生のためにがんばっているすべての塾経営者の方に成功して欲しいということだけです。

それゆえに、今回は自分の想いを伝え切れなかったと反省した出来事でした。